やっぱりAnaconda便利すぎやろと思ったのでメモ(TensorflowとOpenCVのインストール)
Anacondaがめちゃくちゃ便利だったのでメモ。以前からAnacondaは使っていたのですがどんどん便利になっている模様。環境構築がスムーズに進みすぎて嬉しくなったのでここでまとめておきます。(Anaconda自体はこちらからダウンロードできます:https://www.anaconda.com/download/)
AnacondaでTensorflow(GPU)をインストール
GPU環境にTensorflowをインストールする場合は、CUDAとcuDNNをインストールしてからTensorflowをインストールする必要がありました。僕も一度これやったことがあるのですが、バージョン確認が面倒であったりいろいろエラーが出たりして、かなり時間がかかったのを覚えています(数時間?というか数日間かかった気がする…)。
それがAnacondaを使ってめちゃくちゃ楽にインストールできるようになっていました。以前Twitterで知って、先日実際に試してみる機会があったのですが、conda install tensorflow-gpu
とするだけで適切なバージョンのCUDAとcuDNNが自動的にインストールされます!これほんとにめちゃくちゃ便利ですごかった…!
ちなみに、condaで仮想環境を作ってインストールしたい場合は、conda create -n tensorflow_gpuenv tensorflow-gpu
としたらいいようです。また、NVIDIA driverは自分でインストールしておく必要があります。
詳細:https://www.anaconda.com/blog/developer-blog/tensorflow-in-anaconda/
conda-forgeでOpenCVをインストール
conda install opencv
としたらOpenCVがインストールされるのですが、Ubuntu環境ではなぜか動画を扱うことができなくて困っていました(cv2.VideoCapture
が動いていなかった。Windowsではこれで上手くいって動画も読み込めるのですが…)。ffmpegがどうとかlibv4lがどうとか書かれていたのですが、いじってみても解決しないし…。
いろいろと調べているうちにconda install -c conda-forge opencv
とすれば良いという情報にたどりつき、これでUbuntu環境でも動画を読み込めるようになりました。めでたしめでたし。(うまくいったのはいいのですが、ところでconda-forgeってなんやろう…?)
詳細:https://anaconda.org/conda-forge/opencv
まとめ
ほんと便利になっているなあと思うこの頃です。AnacondaでのTensorflow(GPU)とOpenCVのインストールについて、忘れないようにブログにまとめておきました!