あさの畑

プログラミングが好きな大学生のブログ。統計学や機械学習の勉強記録と、SIGNATE/Kaggle/AtCoderのお話。

【マラソン初心者向け】ランニング本を買う時に最低限知っておきたいこと5つ

ランニングに関する書籍ってほんとにいろいろありますよね。僕もけっこう読むのですが、書かれていることも様々です。そういうときは何を信じたらいいのかわからなくなります。

 

そこで、最低限知っておいてほしいこと、つまり、ランニング本を買うときに選ぶ基準にしてほしいことを5つまとめたいと思います。

 

参考にしていただければうれしいです。

 

1.ストレッチには動的と静的がある

これはここ数年で常識になってきましたが、いまだに混ぜて書かれていることもあります。

 

練習前は動的ストレッチで関節の可動域を広げたり、筋肉の温度を高めて動くようにしたりします。一方、練習後は静的ストレッチで血行を良くして疲労を取り除きます。だから練習前から柔軟運動をするのは科学的に考えると間違っています。

 

2.足の接地の仕方に正解はない

これも近年盛り上がっていることですね。『BORN TO RUN』が発端でしょうか。つま先で着地するのがいいって言われることも多くなりました。

 

しかし、無理につま先着地に変更すると多くの場合ケガにつながります。だから無理に接地を変えるのは避けたほうがいいでしょう。それよりも、骨盤が前傾していることや、ストライドが広がりすぎていなくて体の真下で着地できているか、などが大事になってくると思います。

 

体重移動がスムーズにできていて接地時にブレーキがかかっていなければ、自然と接地はフラットもしくはつま先寄りになるはずです。だから、「つま先着地がいい」「かかと着地が正しい」などと断定されている書籍は少し疑ったほうがいいと思います。

 

3.練習は走ることだけではない

練習メニューの例が書かれている書籍もかなりあります。ここで注意してほしいのが、「練習=走る」であるか、そうではないか。

 

走っているだけでは速くならないですしケガをするリスクも高くなります。休養の取り方、筋トレ・補強の取り入れ方にも触れられているかが重要です。

 

ランニング初心者のうちから毎日走るメニューが提示されているのは、少し疑ったほうがいいかなと思います。

 

4.メニューの多様性が大事

「3.練習は走ることだけではない」とも関連していますが、走る練習はジョギングだけではありません。もちろん走り始めのころは、まずは走ることに慣れるのが大事だと思います。だからジョギングが中心になってくるでしょう。

 

しかし、走れる体になってくると、ジョギングだけではいけません。いつもより少し速いペースで走ってみたり、いつもよりアップダウンが多いコースを走ったり、なにかしらの「変化」をつけることが大事になります。慣れてくれば「ビルドアップ」や「インターバル走」を行うことも効果的。

 

走る練習メニューがわかりやすく解説されているのは、金哲彦さんが書かれたこちらの本です。高橋尚子さんが推薦されています。参考にしてみてください。

 

5.最後は自分の感覚を信じて楽しむ

楽しくないことは続きませんよね。僕も嫌々していることはすぐ飽きてしまいます。でも走ることは続いています!それはやっぱり楽しいからなんです。だから楽しめなかったら結局のところ意味はないです。走りたくない日があれば、走らないほうがいいと僕は思います。

 

また、同じ練習法がすべての人に合っているなんてことは100%ありえません。本やネットでいろいろ調べることは大切ですしいいことだと思いますが、それ以上に自分の感覚を大事にしていただきたいなと思っています。

 

それはもちろんこのブログ記事にも言えることです。なんか合わないな、と思ったらさっさと他の本でもブログでも見ましょう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

楽しく継続してランニングされることを祈っています!